2017年05月07日

脳梗塞発症から3年・・・ご報告

久々の更新ですが、このブログを読んでくださる皆様にご報告をしなくてはいけないことがあります。
父が脳梗塞を発症してから3年が過ぎましたが、2017年5月3日、父は永眠いたしました。
誕生日まであと数日という中で、71年という生涯の幕を閉じました。

奇跡が起きることを信じて書き続けてきたブログでしたが、
悲しいご報告をしなくてはいけなくなりました。
今まで沢山の励ましのコメントをくださった皆様、
このブログを読んでくださった読者の皆さま、
今まで応援してくださり本当にありがとうございました。

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この数日間で葬儀も滞りなく終え、今はポッカリと心に穴が空いたような寂しさと
自宅に戻って穏やかな優しい表情になった父を送り出すことができて、、
どこかホッとしたような気持ちもしています。



ここ2週間ほどはとても具合が悪く、
話したい様子はあるものの、声を出すこともできず、
わかってあげられなかったのが心残りです。


私が父に会ったのは亡くなる4日前でしたが、
亡くなる前日には、父が私のもとに会いに来てくれたような気がしました。


気のせいかな?とその時は思ったのですが、
今思うと、やっぱり父だったのだろうなと思います。
何か私に話したかったのかな?
心残りがあったのかな?
話せるときにもっといろいろ聞いてあげればよかったな・・・。
後悔しても遅いけど、まさかこんなに急に逝ってしまうなんて。


病院に入院中急変との連絡を受け、すぐに病院に向かったものの、
既に病院についた時には心停止状態で、とても辛い表情の父の姿がそこにはありました。
「お父さん・・・」と呼びながら思わず頬に手を当てるとまだあたたかい父が居ました。


家族のみんながほぼ同じ時間に父の病室に集まることができたのですが、
残念なことに、誰も意識のある父には会えず、悲しい別れとなってしまいました。


苦しい姿を見せたくないという父の思いで、一人で逝ってしまったのかもしれません。
家族思いの父でしたから、きっとみんなが集まれるこの日を選んだのでしょう。


今回の入院中少し状態が良くなり、ゼリーなどを食べられたときもあったのですが、
食事を与えたものの、その後熱をだし、もう食事は受けつけない体になっていると
言われていました。
そのために、終末医療の可能な病院に転院をするように病院から言われていたのです。


母と2人で亡くなる2日前にその病院に見学もいき、病院での受け入れも決まっていたのですが、
入院の際に、点滴を2種類から選ぶように言われていたのです。

1つは、水分だけの点滴。これを選ぶと約1カ月で亡くなる方が多いというもの。
もう1つは、高カロリーの栄養点滴。こちらは、管を太ももから入れて、濃度の高い点滴を食事の代わりに
入れてやるというものです。


どちらかを選ばなくてはいけないと言われて、家族ですごく悩みました。
私は、あまりに苦しそうな父をこれ以上頑張らせたくないと思いましたが、
命の期限を家族が決めていいものかと、心は揺れました。


母も、弟も同じで、凄く悩んでいたのです。

転院受け入れ書を今の病院に出したら、どちらかを選ばなくてはいけないと思うと、
母は、病院に行けない・・・書類を渡せない・・・と父が亡くなる前日に悩んで言っていました。
でも、その日私は父のもとに行けない用事があったので、母には父のもとに行ってほしくて、
ちょうどゴールデンウイークになるので、書類はゴールデンウイーク空けまで出さなくていいよと
話して、父のもとに行くようにお願いしました。

結果、それが母と父の最後の別れになりました。

母は父に会いに行くと、爪を切らせてくれたし、痛いとハッキリ言っていて少し父の様子が良かったみたいと話していたのですが、
そんな矢先、父は急変してしまいました。


死因は肺炎ということでしたが、心不全も時々起きていたようで、
急変の際の延命治療については、病院側が母に何度も確認をしていたそうです。


父が脳梗塞を発症してから、自宅にに戻れたのは2日ほどだったので、
母は、家に連れてきてあげたいと父を自宅に連れて帰りました。



家に帰ると、不思議なことに父は笑っているかのような優しい表情になり、
とても穏やかでまるで寝ているだけのように見えました。


きっとずっと帰りたかった家に戻ってくることができて、
ホッとしたのでしょうね。
その顔を見て、私たち家族も心を穏やかに落ち着けることができたように思います。




3年という長くて辛い闘病生活、本当にお疲れ様でした。
病気になってすぐは、あんなに元気だった父ならまた何もなかったように元気になって
自由に歩き回れるようになるんじゃないか?
意識も、ある日突然雲が晴れたようにスッキリするんじゃないか?
そんな奇跡が起きるような気がして、このブログをお守り代わりに書きはじめたのですが、
現実はそんなに甘いものではありませんでした。


ただ、あれだけの手術をしてから3年もの間、家族のために生き続けていてくれたことが、
今は奇跡だったのだと思っています。

弟が、お葬式での挨拶の際に話していましたが、
私たち家族が覚悟を決めるまでの間、父は3年という時間をくれたのでしょう。


それだけ家族思いの父でしたので、時間も日にちも誰にも迷惑のかからない
この日を選んで逝ったのだと思います。
でも、みんなが集まれるこの日を選んだのも、さびしがり屋の父らしいなと思います。


おとなしくて、それほど友達がいる父では有りませんでしたが、
沢山の方が葬儀に参列してくださりました。


最後のお別れの際には、さらに父の顏は何とも晴れやかで、
とても綺麗な顏になっていて、きっと安心して思い残すことなく旅立つことができたのだと思います。


おじいちゃん大好きだった孫たちは、最初はみんな泣き崩れて泣いていたものの、
それぞれがお手紙を書き、心の整理をして送り出していました。
おじいちゃんが残してくれたいろいろな思いを、孫たちはしっかり受け止めたことと思います。


それに母や弟、私の迷いを父は自ら逝くことで、解決してくれたのでしょう。
どこまでも家族思いの父に、こころから感謝しています。


父と母の子に生まれて本当に良かった!!
今まで本当にありがとうございました。
これからは、天国で家族のことを見守っていてね。
お父さんの分まで私が母のそばにいるからね。


これまでできなかった大好きな釣りでもして、ゆっくりのんびり過ごしてね。
そして、またいつか会いましょう!

その日を楽しみにしています。




このブログを読んでくださっていた皆さま、
今まで本当にありがとうございました。



私の心の思いを吐き出すだけのブログにお付き合いくださって、
沢山のコメントをいただき本当に嬉しかったですし、
あたたかいお言葉にたくさん励ましていただきました。
ありがとうございました。



病気で闘病生活をおくっておられる皆様、ご家族の皆さま、
くれぐれもお体を大切にお過ごしください。
どうか希望は捨てることなく、前向きで後悔のない大事な時間をお過ごしください。


末筆ながら皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。


平成29年5月7日

ブログ管理人:ゆうき






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posted by ゆうき at 23:55| Comment(7) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月20日

命の選択なんてできない!!けれど・・・

病院を退院してから施設に戻ってもインフルエンザの流行のためにずっと面会できなかった。

1度親戚が来た際に、特別に父に会った時は、入院前と変わらないくらいまでに体重が増えていたのに、
また再びご飯が食べられない状態になっているらしい。

母が数日前に支払いに行ったら、面会できるようになっていたことを知り、
長い間面会できない状態が続いていたのに、解除されても何も連絡がなかったことは、
はっきりいって疑問を感じる。





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そして、極めつけがこれ!

また入院するか?このまま何もしないで様子をみるかはっきりこの先のことを決めて欲しいと。


え?なにそれ?って自分の耳を疑った。


つまり家族に父の命の選択をさせるってことだよね。


そんなこと急に言われても選択なんてできないよ・・・。


私たちが何もしないと言ったら、父はやせ細って餓死のように亡くなるの?


前回入院した病院に行っても、点滴ぐらいはしてくれるだろうけれど、
大きな病気があるかを調べたり、治療したりはできないと前回の時に言われている。


それでも、餓死させるなんて絶対にできない・・・。


だんだんと食が細くなって食べられなくなっていくということは、
そういうことだってわかるけど、なんで?急すぎるでしょ。


口の中が荒れているらしく、赤くなっている状態で、
私はそれが原因で食欲が落ちているのではないかと思うので、
まずは病院で治療してもらって様子をみたいと母に伝えた。


母も同じ気持ちだった。
何もしないで弱っていく父を見守る母の辛さを考えたら、
そんな残酷なことってないから。


原因が無い食欲不振ではないのだから、
入院を勧めるのが施設だと思うけど、
何もしないという選択肢も言ってくるなんて・・・。


看護士さんがポツリと「もうそういう時期に来ているから・・・」と言ったらしいけれど、
何人も看ている看護師さんが言うだけに、これが現実なんだな・・・と思うと悲しさがこみあげてくる。


無駄な治療をして命を長引かせるようなことはしたくないけれど、
せめて口の中の状態だけは直してから先のことは考えたいと思う。
それが無駄なことであっても、やってみないとわからないから。


前回入院した際に、担当の医師にこういう入退院を繰り返すと思うと言われたが、
きっとこういうことだったんだろうな。


一時的に回復しても、また食べられなくなって、体力が落ちて・・・。


今回は、何もしない選択は出来ないけれど、
2回、3回目となる時は、いよいよ辛い選択をしないといけないのかもしれない。


父はどう思っているのかな?
今の状態でいることを。
この先のことを。

父が一番楽に過ごせる方法を選んであげたい。


好きなものを食べて、ゆっくりして、家族に見守られて、
考えたくない現実だけど、もう本格的に考えなくてはいけない時期に来ているのかもしれない。


思い残すことのないよう父との時間を大切に過ごしたい。


4月17日。


父が脳梗塞を発症してから3年が過ぎた。


3年前の父に会いたい。
ちょうどあのころも命の選択を決断していたんだった。


あの時、大きな手術をしなければこんなに苦しい思いをしなかったのかもしれない。


でも父と向き合うことができた3年だった。


そう思うと生きていてくれたことに感謝。


何にも親孝行できない娘でごめんなさい。


父に伝えたい気持ちをきちんと話さなくちゃ。


今度の日曜には必ず父に会いに行こう!
次の日曜日も。その次も。
もう時間がないなら近くに居たい。


母も「家でみられないよね?」と言いだしていた。


でも、それは絶対に無理。


母が倒れてしまうから。


父がもし少し元気になったら、家に連れてきてあげたいな。


少しの時間でもいいから。


もう1度だけチャンスが欲しい。
神様、どうかお願いします。





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posted by ゆうき at 00:14| Comment(3) | 入院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月10日

誤嚥性肺炎からの退院

誤嚥性肺炎と食欲不振で入院していた父が、昨日無事に退院できました。


顔色もよく、元気そうにしていて、
私の名前をはっきり呼んでくれました。
特に用はなかったみたいですが、
それでも私のことが分かったのねとすごく嬉しかったです。


言葉がわかりにくいこともありますが、調子もだいぶ戻ったようです。

まだ咳き込むと痰がからんでいるので、そこは心配でもありますが、
食欲はあって、水分もよく摂れているようです。




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元気になった証拠に、退院の際に着替えを手伝ってくれた看護士さんが、
「やりたい放題で、一番元気だよね」と言っていたので、
大きな声を出したり、わがままを言っていたのかな・・・と思いました。


でも、そのくらい元気が戻ったなんて・・・
入院した頃と比べたら夢のようです。
看護士さんはちょっぴり嫌み!?で言ったのかもしれませんが、
【スミマセン!】と言いながらも「良かった〜」と内心では思っていました。
だって、もしかしたら父は退院できないんじゃないかとどこかで思っていましたので。


同じ病室の方には迷惑をかけてしまいましたけど、約1カ月の入院で
ここまで回復できたのは、利尿剤を辞めたことで食欲が戻ったことが大きいのでしょうね。


父は食べることが何よりも好きだから、また食べられるようになって本当に良かったです。


施設の方が迎えに来てくださって、
私と母は荷物を片づけて、施設まで父を送りにいきました。


しかし、施設内は3月いっぱいインフルエンザが流行しているために面会は出来ない状態なので、
玄関で見送っただけでした。


しばらく会えなくなるので、心配も大きいですが、
施設の方にお願いをして元気に過ごしてもらいたいな。



また誤嚥してしまうことが今一番怖いので、
食事はもちろん、口腔衛生にも気をつかってもらえるように話してみようと思います。



もうすぐ桜の季節ですね。
父が病気になってから3年目を迎えます。


病気した直後はもっとしっかりしていたし、話しも沢山できたし、冗談も言ってたし、
目にも力があったのに、
今は話すものやっとでどんどん弱くなっていってることを実感します。


脳の検査もしていませんが、委縮がどんどん進んでいるのかもしれませんね。


麻痺した方の足のむくみはまだありますが、
利尿剤は使わなくても済むようにしてくれるそうです。


いつまで自力で食事が摂れるかわかりませんが、
おいしい食事を自分で食べられるようになることを目標にして、
今はゆっくり過ごして欲しいと願います。



父のもとに1日おきに通っていた母も、ひとまずホッとした〜と話していたので、
少しでもこの機会にゆっくりできるといいな。



まだまだいろいろな心配はありますが、施設で診ていただけることを
本当に有りがたいと感じています。






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posted by ゆうき at 12:51| Comment(2) | 誤嚥性肺炎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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